課題を分離する 子どもが自分らしく、心豊かに、たくましく育つ

自分の子どもが「自分らしく、心豊かに、たくましく育ってほしい」と誰しも思うのではないでしょうか?ふじだいも一人娘がいるので、子どもと接するときに「どう声かけすればよいのやら?」と考えてしまいます。「親の言うことを聞かない」「宿題せず、好きな遊びばかりする」と悩んでいませんか?では、どうすれば親の言うことを聞いてくれるようになるのでしょうか?

答えは、「親が指示することではありません。」子どもが決断することです。

では、ふじだいが大切にしている言葉を具体例を通してまとめていきたいと思います。

目次

誰の課題?

その問題を放置した場合、不利益を被るのは誰か?

引用元:アルフレッドアドラー人生に革命が起きる100の言葉97

不利益を被るのが子ども自身の場合、その課題は「子どもの課題」です。親ではありません。

何もしなくてよい?

では、何でもかんでも子どもの好き勝手にしてよいのでしょうか?友達を傷つけてもよいのでしょうか?
親は、子どもを教育しなければならないので、まったく関わらないわけにはいきませんよね?

ではどうすればよいのでしょうか?

見守ることです。

何かあれば「相談に乗る」、「手伝う」「助けになる」という意識で見守ることが大切です。子どもからアクションがあったときには、その時がチャンスです!親が提案したことに子どもは耳を傾けてくれるはずです。

では、具体例を通して考えてみましょう。

例えば

具体例を2つ紹介します。

1つ目は

小学生の子どもが学校から帰ってきました。まずは、タブレットでユーチューブを見だしました。次にインスタグラムに移りました。その後、友達とLINEです。一通り終えると夜ご飯の時間になり、お風呂に入りました。もう寝る時間の夜の9時です。
そこから、イヤイヤ宿題と次の日の準備を始めました。寝るのが遅くなったため、朝の寝起きも悪くなりました。

こんなできごはありませんか?
家で実際に起こった話です…

上記の習慣が起こった場合、子どもが学校から帰ってくると親は「先に宿題しなさい!」となりますよね?

しかし、宿題するのが遅くなることで困るのは誰ですか?親ですか?

違いますよね。「子ども」です。ということは、子どもが繰り返し同じことで困らないようにするために、「あなたのことを気にかけているよ。」という行動を起こしてあげることが役割だと思います。例えば「今日の朝はすごく眠そうだね。つらいね。」など。

2つ目は、

ご飯を食べ終わった後に、珍しくお手伝いをしようとしています。食べ終わったお皿とコップをキッチンへ運んでいます。そのとき、持っていく途中でコップの中の牛乳を床にこぼしてしまいました。
あなたは何と声をかけますか?

2種類の答えを用意したので、自分が当てはまる方の続きを見てみてください。

1.怒る 「もうなにやっているの。」「しなくていいから」「床を拭いてくれる?」

子どもとしては親に喜んでもらいたくて、やったのに怒られたと感じてしまいます。もちろん、わざとこぼしたのでなければなおさらです。子ども自身も牛乳をこぼしたことを反省しているはずです。次に食べ終わった食器を運ぶ可能性は低くなることが予想されます。
親としても頭では分かっているけど、つい言ってしまいがちな発言ですね…

2.感謝する 「運ぼうとしてくれてありがとう」

感謝の言葉を言うことでこぼしてしまったにも関わらず、子どもは手伝ってよかったと経験することができます。感謝の言葉を言った後に「一緒に拭くの手伝ってくれる?」or「次は1つずつ運ぼうね。」or「次はどうすればこぼさずに持っていけるかな?」などと提案や質問をしてみましょう。すると、同じ失敗せずに次のご飯の後も食器を運んでくれるはずです。

まとめ

今回、提示した具体例以外にも日常では本当にたくさんの場面(友達とのケンカ、習い事、勉強など…)がありますよね?あなたが、子どもに対して悩んでいることは、「それをして結局、困るのは誰かな?」と問いかけてみてください。

大切なのは、子ども自身で答えを見つけて実際に行動してもらうことです。

ふじだい的には、要領のよさ、効率の良さは求めないようにしてます。親は「もっと、こうしたらいいのに」と思いがちですよね?実際に「こうしたらいいよ」とアドバイスすることが多くないですか?

子どもにとっては初体験なので経験がありません。失敗することで学習し、少しずつ要領の良さ、効率の良さが磨かれていくのを見守ることが親の役割ではないでしょうか?

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