センスは知識からはじまる 自分の魅力の高め方と具体例を紹介

『センスは知識からはじまる』は2014年に朝日新聞出版から発行されました。著者の水野学(みずの まなぶ)さんは、グッドデザインカンパニーを設立された方です。美しいだけでなく「本当に売れるデザイン」に重点を置き、ブランドづくりの根本からロゴ、商品企画、パッケージ、インテリアデザイン、コンサルティングまで、トータルにディレクションをおこなっておられます。

「ふじだい」の個人的見解です。ご参考までに。

読みやすさ
難しい
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楽に読める
センス
磨けない
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磨ける

「センスが良くなりたい」「オシャレになりたい」「ステキと言われたい」「気が利く人になりたい」「自分の魅力を引き上げたい」と思ったことはありませんか?

いずれも「センス」によるものです。

「センス」と一言でいっても奥が深いですよね…「これがセンスの答えです。」と言えないですよね。

では、どうやってセンスを磨きましょうか?

一緒に考えていきましょう。

この記事を読むことで以下のメリットがあります
  • センスとは何かを理解することができる
  • センスの磨き方を知ることができる

「私はセンスの塊です。」「今までに一度たりともセンスがないと言われたことがありません。」「私に一切センスはひつようありません。」という方はここで読み終えて下さいね。

本記事では、「センスは知識からはじまる」が気になるけど「読む価値があるかな?」「どんな知識が得られるの?」と購入しようか検討されている方に向けて解説していきます。効果的に読んでもらえるように知ってほしい内容を「つまみ食い」してくださいね!

つまみ食いは得意分野です!

では、本の目次から紹介します。

 本の目次
・Prologue センスは生まれついてのものではない
・Part1 センスとは何かを定義する
・Part2 「センスのよさ」が、スキルとして求められている時代
・Part3 「センス」とは「知識」からはじまる
・Part4 「センス」で、仕事を最適化する
・Part5 「センス」を磨き、仕事力を向上させる
・Epilogue 「センス」はすでに、あなたの中にある

では始めさせていただきます。

目次

あらすじ

センスとは、誰にでも備わった身体能力と同じです。健康な人であれば、誰もが生まれつき走れるし、ジャンプもできる。ただ、そのジャンプがいかなるものになるかは、日々の筋トレや助走のスピードで変わってきます。それだけセンスを磨き、使いこなせるのかーその違いが、センスがいい/悪いということです。本書では、センスを鍛えるトレーニング法もお伝えするつもりです。

引用元:センスは知識からはじまるP7

センスは感性であり、変えることができないと思っていました…。「身体能力に例えて、鍛えることができる」ということは希望が持ててきました!

どうやってきたえることができるのか知りたくなってきましたね!

なぜ、センスが必要なのか?

「餅は餅屋。」

1つの商品を製作するのに、「企画」、「デザイン」、「宣伝」、「流通」、「作成」、「販売」など、それぞれの専門分野に分かれていますよね?もし、商品の売れ行きが停滞したとします。その場合、専門分野のみに集中して仕事をするのでは、商品の良さはそれ以上高まらないでしょう。
商品は川上から川下(企画から販売)までみて、さまざまな切り口で解決法をみつけなければ、より良い商品に進化しないはずです。そのために、幅広いセンスを持つことは、強力な武器になります。

このことを、より多くの人に伝えたくて著者は執筆されたそうです。

センスとは?

「センスのよさ」の定義
「センスのよさ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である。

引用元:センスは知識からはじまるP18

たしかに、「あなたのセンスは100点満点中、75点です。」などと表現されることはないですよね。

読み始める前に比べると、少しイメージができてきたのではないでしょうか?

しかし、例えば「あなたはファッションセンスがいいですね。」と言われたときに、言葉で説明することは難しいですよね?センスがいい人の洋服をそのまま自分が着ても、おそらく「どこか違うような…」となってしまうはずです。また、高級な洋服やアクセサリーを身につければ必ずセンスが良くなるわけでもないですよね?

ここが、みなさんがつまづくところだと思います。

みなさんが、抱いていたイメージはこんな感じではないですか? 

  • センスはわかりにくいもの
  • 特別な人だけ生まれつき備わっているもの
  • 天から降ってくるひらめきのようなもの

いかがですか?

では、センスのイメージを深めるために磨き方について解説していきます。

センスをなりわいにしている人も上記のイメージを持っている人がいるみたいです。

センスの磨き方

普通を知る

まずは「普通を知ること」が必要。普通こそ「センスのいい/悪い」を測ることができる唯一の道具なのです。

引用元:センスは知識からはじまるP19

たしかに、「センスがいい。」と言ったとき、「何と比べていいのかな?」と比較対象が必要ですよね。

「普通」とは、良くも悪くもないことです。中間です。普通を知らなければ、そこから先に進むことができません。ということは、普通が比較対象になるということです。普通と比べて良い方向に進めば「センスが良い」となります。
では、良い商品とは、悪い商品とは1つ例を出してみます。

例えば、あくまでふじだいの個人的な意見です

「普通の羽毛布団」とは、布団が体の上に乗っている感覚がしっかりとあり、温かみはあるが、寒い冬には1枚の羽毛布団では物足りなさを感じます。この状態が比較対象となります。

「悪い羽毛布団」とは、ずっしりと「重たいなぁ」と感じます。さらに、羽毛の量は少なく、温かみが感じられない。まだ、秋にもかかわらず「毛布がもう一枚ほしいなぁ。」と感じる状態です。

一方で「良い羽毛布団」とは、羽毛の量が多いのに軽く、温かく体の上に乗っている気がほとんどしない。寒い冬でも羽毛布団1枚で十分といえるような商品だと私は考えます。

その他、

で例えると
「普通」は水道水。「良い」はミネラルウォーター。「悪い」は雨水。
コーヒーで例えると
「普通」はスーパーのコーヒー豆。「悪い」はインスタントコーヒー。「良い」はコーヒー専門店のコーヒー豆。

など、皆さんも例えを考えてみてください。

専門店のコーヒー豆を挽いて、ミネラルウォーターでのみたいですね!

3つのコツ

STEP
王道から解いていく
STEP
今、流行しているものを知る
STEP
「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみる
引用元:センスは知識からはじまるP102-111

step1「王道」は、センスの塊を感じるということです。なぜ、王道かと考えてみてください。そこにはセンスが最適化されているから、今もあり続けているのです。「王道」ではないものと比べて「ここが違う」と言える視点を持てるように知識を増やしてください。

step2「流行」は、王道と真逆の一時的な流行りを感じることです。知識の幅を広げるために大切な視点です。

step3「共通項」は、王道と流行で得た知識の共通した部分をみつけることです。得た知識を分析して、自分なりのセンスに落とし込んでいく一番大切なポイントだと考えます!

やっと、センスと知識が結びついてきました!

具体例(本記事のタイトル画像)

センスの塊であるふじだいの具体例を紹介します。すべて無料の素材を用いました。
1つ1つの素材を組み合わせて作りました!センスの塊であれば、今回、紹介する本は読みませんよね?

失礼しました…

なぜこの画像ができあがったのか興味がない方は、まとめに飛んでください…

本記事のタイトル画像を見て「ステキだな、センスがいいな。」と少しでも感じてくれた方は、ぜひ、本書を詳しくよんでください。

コメントもいただけるとうれしいです!(励みになります。もっとこうしたらいいよ!のコメントも待ってます。)

もし、センスを感じてもらえなかった場合は、単にふじだいの①読解力のなさ、②知識のなさのいずれかが問題なはずです。

本書の内容ではありません。

タイトル画像を作る上での要素を以下に示します。

  1. ゆるやか
  2. 感性
  3. 磨く

1.「ゆるやか」とは本ブログのテーマが「ゆるやかステップLife」のため、ゆるやかを要素の1つに選びました。ゆるやかは、角ばっておらず、やわらかいイメージがあります。そのため、全体的なデザインは丸みを帯びているものを選択しました。さらに文字に関しては、「手書き風」をチョイスしております。手書きといえば、パソコンではなく、ですよね?

2.「本」は、ゆるやかステップLifeのテーマが「本の紹介」となります。ふじだいなりの視点で、自分のノートに見立て、タイトルの文章を入れることで、そのノートから「こんなためになる言葉が入ってますよ。」という印象を抱いてもらえたらと考えました。

3.「感性」は、本書では「知識を増やすこと」との説明となっており、論理的な思考のため、矛盾を生じてしまいます。しかし、一般的には「ひらめき」をイメージされる方が多いので、「ひらめき≒人の頭の中」を取り入れました。

4.最後の「磨く」は、「キラキラとかがやく」印象のため、「光」としました。

その他、背景の色に関しては、センスとは知的なイメージであるため、私の印象ですが「青色」をチョイスしました。
ちなみに、これからの「ブログの表現」の流行りとして、「手書き風」が訪れるとの情報を入手したことも判断材料の一つです。王道に関しては、調べていません。タイトル画像の王道がよく分からなかったもので…

以上の要素を取り入れて、組み合わせた結果が今回の「タイトル画像」になります。

ふじこ

これで良しとせずに、これからも知識を磨いてくださいね!

まとめ

この記事を読んだからセンスを磨くことができました、とはならなかったと思います。

しかし、「センス」を身近に感じることができたのではないでしょうか?

著者は、「企業秘密ゼロ」とうたっているほど細かく「センス」について解説されています。ということは、著者が「特別な人」ではないということだと思います。また、「始めは苦手意識のあった人でも、知識を学び続けることで」専門職として意見ができるようになったことも書かれていました。

「センス」は仕事以外にもファッションや日用品、家具選び、化粧など、日々の生活の選択において頻繁に活かすことがでる技術となります。例えば「あっ、この商品いいな。」と思ったとき、「なぜ、この商品がいいと思ったのか、相手が納得するように説明できますか?」「何となく、感覚やその日の気分で…」となっていませんか?感覚で判断したという人も、実は根っこには知識があり、根拠を言葉にすることが難しいだけなのです。

大切なポイントのため、何度もいいますが、その根拠を説明するということは「知識」を増やすことです。本書は、これからの時代は、センスが求められると話されています。センスと仕事は無関係のようで非常に密接に関係しています。仕事を最適化し、仕事力を向上させるために、本書を手にとり、もう少し掘り下げて読み進めてみませんか?

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